こんにちは。しんじです。
いきなりですが皆さんはシャム猫がどんな猫かを知っていますか?目が青くて、顔と耳が黒くて、体が白っぽい。そんな見た目の猫です。この記事ではシャム猫の育て方や性格を紹介します。
シャム猫の性格は?
シャム猫ってとてもかわいいですよね。眺めているだけなら外見の特徴だけ知っていれば、シャム猫の大体を知っているということになると思いますが、いざ飼うとなったらいったいどんな猫なのか?育て方は他の猫と変わらないのか?このようなところも知っておきたいですよね。
「猫といえば?」と聞かれたときに多くの人が思う猫像があると思うんですけど、まさにこれぞ猫!といった性格です。
- わがままであまえんぼう
- 神経質
- とても活発
わがままであまえんぼう
シャム猫はもともと警戒心の強い猫ですが、それは最初だけで打ち解けてくるとすごく甘えてくる猫なんです。ただ加えてすこしわがままなところもあり、例えば飼い主が作業中だけど構ってほしい時等は、作業をわざわざ邪魔するような行動をすることも。
それでも打ち解けているのであれば、それすらも「可愛い!」って思っちゃいますよね。
神経質
シャム猫は他の猫に比べてとても神経質な猫であるので、他の品種の猫と一緒に飼うのはあまりオススメできません。
最近は品種改良も進んでいるため、こういった一面を持たず家での飼育に適した穏やかな性格のシャム猫も多くなっていますが、やはり他の品種に比べ神経質な傾向はあります。
とても活発
猫とたくさん遊びたい!猫と一緒にゼーハーしたい!という方は朗報。シャム猫はとても活発かつ好奇心旺盛なことで知られています。そのため遊ぶことが大、大、大好きで、しっかり遊ぶスペースを確保してあげることがベストとも言われるほどです。
シャム猫って飼いやすいの?
飼いやすさでいえば難しい方に入る品種であることは間違いないです。気合ですね。
もしシャムネコを飼いたいのであれば
- とにかく活発なので目一杯遊んであげられる
- 運動をさせる必要があれば、神経質な一面もあるのでストレスには充分気を使ってあげる必要がある
そんな性格と特徴があるので、よく知らないけどシャム猫っていいよね!!シャム猫飼ってみたい!!という方はあまりオススメできない品種です。
シャム猫の飼育に必要な物や環境
- 病院などに連れていく時用のバッグ
- 飼い主不在時などに入ってもらうためのゲージ
- 遊ぶ時のためのおもちゃやキャットタワー
- 食事や排せつ周りの用品
- グルーミングのためのケア用品
- 猫が充分に動き回れるスペース
これらのペット用品は大体2~3万程で揃うみたいですよ。
猫ちゃんのエサ皿は何がいいか悩みますよね。エサ皿選びも実はしっかり食べてもらうためにも、エサ皿選びはとても大切です。
シャム猫のしつけ
なんかシャム猫ってほかの猫よりも賢いとかって聞くし、しつけは案外楽チンで苦労しなさそう?とかって思いますよね。どうやら、しつけは他の猫と一緒で同じくらい世話が焼けるみたいです。これもまた猫の個体差にもよると思いますが。
それでも最低限爪とぎ場所と、トイレの場所は早い段階で覚えさせたいですよね。
シャム猫に限らずどの猫もトイレの場所はすぐ覚えてくれるけど、爪とぎの場所がなかなか覚えてくれず、あっちで爪とぎしてはこっちでも爪とぎ…。という風に爪とぎの場所はなかなか覚えてくれない。そんなことが多いみたいです。
それでも壁や家具などを爪で傷つけられないためにも、子猫のうちからしっかりしつけて覚えてもらいたいですよね。
- 子猫に対して爪とぎを教えるとき、爪とぎさせたい場所に飼い主が手でカリカリと爪とぎをやってみせて、子猫に教えてみましょう。
- 飼い主の真似をしてそこで爪とぎ始めれば成功です。
- 真似してくれなかったら、子猫の前足を優しくとって爪とぎにカリカリさせてみましょう。
シャム猫は寒さに弱い?
猫に関わらず多くの動物って毛に覆われてるから寒さに強そうですよね。ただシャム猫は寒さに強くありません。寒がりなんです。なので夏場でも冷房の温度を極端に下げることはむしろ逆効果になってしまいます。
シャム猫にかかる生涯費用
猫にかかる生涯費用は子猫の価格を除いて大体130万円といわれています。1年にかかるごはん代や予防などの医療費、雑費は大体8万円ほどかかり、猫の平均寿命は14年といわれています。
また最近では猫も長寿傾向にあるということなので、もしかしたらもう少しかかるかもしれません。
キャットフードの選び方で猫ちゃんの健康が変わります。キャットフードの選び方についての記事はコチラ。
シャム猫は病気にかかりやすい?
シャム猫は他の猫と比べて目と腎臓の病気にかかりやすい傾向にあります。そのため、ペット保険に加入や飼う前にそれらの病気をよく知ることと、飼育後はそれらの病気の早期発見が大事になります。
眼球振盪(がんきゅうしんとう)
何かを目で追っているというわけではないのに、猫の眼球が左右に細かく震えるように揺れている時は、この病気を疑ってみましょう。シャム猫特有の病気で遺伝的な要素があるものなので、特にこれといった予防はありません。
角膜黒色壊死症(かくまくこくしょくえししょう)
文字通り猫の角膜が壊死していく病気です。主にネコの角膜の中央部分にできることが多く、初期の段階であれば目薬などの治療で治すことのできる病気ですが、病気が進行してしまっていると外科手術が必要になる病気なので、
早期発見が大切な病気のひとつです。
進行性網膜委縮症、進行性網膜変性症
遺伝性のある目の病気で、夜目が利かなくなる病気で最悪失明のおそれあり。早期発見は遺伝子検査以外難しく、有効な治療がありません。発症は4~5歳のころが一番多いといわれています。
慢性腎不全
老猫に多くみられる病気のひとつでもあり、腎臓機能が衰えて脱水症状や尿毒症をひきおこしてしまいます。そしてシャム猫は他の猫と比べてこの病気の発症率が二倍近いとも言われています。腎臓機能は一度悪くするともとに
もどらないので早期発見・早期治療が大切になりますが、加齢により発症した場合は治療をしても進行を遅らせるにとどまります。
先天性難聴
耳が聞こえにくい病気です。猫はかなり耳がいいので飼い主が近付いているのに気づいていない様子だったり、大きな物音がしてもビックリした様子がない場合は難聴を患っている可能性があります。
しかし室内で飼育する分には特に問題もなく、この症状から併発されるような深刻な病気もありません。なので外で遊んだりというのだけは危険なので控えたほうがよさそうですね。
他にも猫の病気は色々あります。予防対策の為にも症状や、予防策も知っておきましょう。
まとめ
- シャム猫はとても活発であまえんぼうだけど、少し神経質。
- シャム猫は寒さに弱い。
- シャム猫は病気にかかりやすい。
シャム猫って飼育がとても難しくそうですよね。それでもそれ以上に魅力的な猫なので人気が衰えない品種のひとつであると思います。シャム猫飼ってみたいな~と思われている方はぜひ参考にしてみてください。