ブリティッシュショートヘアってかわいいですよね。でもペットを飼うって不安がいっぱいあると思います。でも、知ってましたか?ブリティッシュショートヘアは、育てやすくて初めて飼う方にとても人気なんですよ。
そんなブリティッシュショートヘアの性格や育て方、食事から病気まで全部まとめちゃいました。最後まで読めば、あなたもブリティッシュショートヘアと一緒に暮らしたくなってしまいますよ。
ブリティッシュショートヘアの性格
ブリティッシュショートヘアーは、比較的育てやすい猫だといわれています。
性格は温厚で、賢く、しつけもしやすく、一人で留守番もでます。人見知りはするものの、鳴き声も小さく、遊びまわる時間は長くないので、住宅街で飼いやすい特徴が揃っています。
逆に、過剰なコミュニケーションは苦手なので、来客の多い家では委縮したり、機嫌が悪くなることも多いかもしれません。ですが、決して人嫌いなわけではありません。
一日10分くらい遊んで、あとはただいるだけで十分です。ある程度距離をとりながらも存在感を発揮して、家の中を明るくしてくれます。
育てやすさなら、アメリカンショートヘアやマンチカンもおすすめです。
ブリティッシュショートヘアの歴史
その威厳すら感じる美しい見た目の内側が、筋肉質でがっちりとしているのは、もともとはネズミハンターとしてエジプトからイギリスに連れてこられた猫だからです。
ワーキングキャットとして必要とされていたので、その動きは俊敏で力強いものがあります。その後、美しい見た目からペットとして愛され始め、ペルシャとの交配を経て今の愛くるしい姿になっています。
昔はブルーの被毛が圧倒的に多かったのですが、ペルシャとの交配で色々な毛色のブリティッシュショートヘアが生まれました。基本的に短毛ですが、長毛のブリティッシュロングヘアも生まれました。
本当に純血のブリティッシュショートヘアーは少ないので、チャンピオンの子孫の血統書がついていると価値が跳ね上がります。
美しさなら、シャム猫やロシアンブルーもおすすめですよ。
ブリティッシュショートヘアの特徴
最大の特徴は美しい被毛です。
美しい被毛は、引き締まった体をより美しく見せてくれます。様々な色のブリティッシュショートヘアがいますが、今でもブルーの毛色が人気もあり多いです。
抜け毛も少なく、週2~3回のブラッシングでいいので、そういう点も飼いやすい猫です。換毛期は毎日のブラッシングが必要です。
不思議の国のアリスに出てくるチェシャ猫のモデルが、このブリティッシュショートヘアです。短めの首や脚、がっしりした体つきはそのイメージとよく重なります。実際に、頭も目も丸いのでとても可愛いらしさがあります。
大きさは、オスの方が大きく4~8kg、メスが3~5kgです。大型ではありませんが、筋肉質の為、太りやすいという特徴があるので注意が必要です。
寿命は14~20年なので、長い間一緒に暮らすことができます。子供と一緒に育てれば成長を共にできます。仕事を退職した後なら、老後を共に過ごすのも良いですね♪
ブリティッシュショートヘアの食事
ブリティッシュショートヘアは好き嫌いがそこまで多くないのですが、食事で注意する点はタンパク質と水分の摂取、そして歯磨きです。
タンパク質をしっかり摂りましょう
これも筋肉質な特徴からくるもので、タンパク質を取って筋肉を維持してあげないと、あっという間に太ってしまいます。動きは俊敏ですが、もともと動き回るタイプではありませんので、痩せるのが難しくなってしまいます。
そうならないように、栄養バランスの取れた食事をするのが重要になります。というわけで、おススメのキャットフードをいくつか紹介したいと思います。
まず最初におすすめしたいのはレガリエです。
【レガリエ】獣医師共同開発!国産×グレインフリーキャットフード
こだわりがすごい日本製のキャットフード【レガリエ】については、こちらの記事にも詳しく書いてますので参考にしてみてください。500円でお試しができますよ。
ロイヤルカナンでは、ブリティッシュショートヘア専用のキャットフードもあります。
水分を取りやすくする配慮が大切です
水分に関しては、もともとそんなに取らなくても生きていけるのですが、水分の摂取が少ないと、濃いおしっこが原因で下部尿路結石ができやすくなってしまいます。
対策としては、水分を取るのが面倒にならないように配慮することが大切です。簡単に水分が取れる自動給水機を使ったり、猫が嫌がるといわれているプラスチック製の容器を避けることなど、出来ることはしておきましょう。
給水器も色々なものがありますよ。猫ちゃんに合ったものが見つかるといいですね。
こちらもおすすめ、シンプルですが人気の水飲みです。職人さんが作った日本製の水飲みです。
あまり水を飲まない子には、水分量が多めの食事でとらせる方法もあります。水を飲ませる事に限った話ではありませんが、小さい頃から習慣づけておくと、成猫になってからも嫌がりにくくなります。
ちゅ~るは約90%が水分です。
歯石の付きにくい食事がおすすめ
ブリティッシュショートヘアは歯磨きを嫌う傾向にあるそうです。食べかすが残って歯石がたまり、歯周病になってしまうのは人と同じです。
なるべく歯磨きをしなくてもいいように、歯石の付きにくい少し大きめの粒状のキャットフードがおすすめです。定期的な歯磨きは必要ですが、お手入れは楽になりますよ。
歯磨きを嫌がる場合は、液体歯磨きがお手軽です。
おやつを食べて、デンタルケアできるとありがたいですよね。
ブリティッシュショートヘアの病気
ブリティッシュショートヘアの病気で、特に気を付けたいのは、糖尿病、尿路下部結石です。
猫も人と同じで、太れば糖尿病になります。その糖尿病の原因の一つが脂肪です。筋肉は脂肪に変化しやすいので、筋肉質なブリティッシュショートヘアは脂肪を蓄積しやすいのです。
愛猫が喜ぶおいしい食事もいいですが、病気にならないようバランスの取れた食事を選んであげるのも大切です。
水分を取る量が少ないと、濃いおしっこが出るようになります。濃いおしっこは体に結石として溜まりやすく、尿路下部結石になってしまいます。
なので、普段の生活で水を飲んでいるかをよく見てあげてください。適切な量がわからなければ、ショップや病院で尿の濃さについて聞いてみるといいでしょう。また、小さい頃から水を飲むようにしつけるのも重要な対策になります。
目盛り付きなので減った量がわかりやすいですよ。
血液型を知っておくことも重要です。ケガをしたときに輸血の問題が出てくるためです。
猫の血液型はA型が4割といわれていますが、ブリティッシュショートヘアはB型が比較的多いです。家族に迎え入れる際に、血液型のチェックをしておくことをおすすめします。
と、ブリティッシュショートヘアの注意すべき病気について説明しましたが、遺伝的な病気には比較的強いといわれています。普段からよく様子を見てあげていれば、大きな病気も避けられることが多いようです。
ブリティッシュショートヘアの価格
気になるお値段ですが、10万円~40万円とやや幅があります。
美しいブルーの毛並みの子は人気があるので高くなります。また、血統書がつくと10万円くらい差がつくこともあるようです。
まとめ
- 賢くて手が掛かりませんが少し人見知りです
- 歴史はネズミハンターから始まり美しいペットとして愛されました
- 最大の特徴は美しい被毛ですが、他にも筋肉質で俊敏といった特徴があります
- 食事はタンパク質と水分、それに歯磨きが重要です
- 病気は糖尿病と下部尿路結石、もしもの時の血液型チェックにも注意です
- ブリティッシュショートヘアの価格は10万~40万円です
長く一緒にいるほど良くなついてくれますし、頭が良く手も掛からないので、働いていても安心して育てていけます。帰ったら必ずあなたのことを待ってくれていますよ。
ブリティッシュショートヘアとの生活は楽しいことでいっぱいです。まずはペットショップに家族を見つけに行ってみてはいかがでしょうか。