こんにちは、あやです。突然ですが、みなさんはキャットフードをどのように保存していますか?袋のまま口を閉じるだけの人もいれば、ストッカーに移している人も、基本的に使い切るので未開封のものしか置いてないという人もいると思います。
キャットフードの保存方法によっては、知らず知らずのうちに猫ちゃんの体に負担をかけているかもしれません。
一体なぜなのか?そしてどのよう保存にすればいいのか?はたまたどんなストッカーがいいのか?みなさんの悩みを解決します!
開封して時間が経つとキャットフードはどうなるの?
まず、なぜ保存の仕方によって猫ちゃんの体に負担がかかってしまうのかをご説明します。
一度開封したキャットフードは、時間が経つと酸化してしまい、劣化がどんどん進みます。市販のドライフードは開封前で1年ほど、開封すると約1ヶ月で使い切らなくてはいけません。
(ウェットフードは小分けのパウチが一般的なため、開封しなければ2年保つものもあります。その代わり開けたら一度で使い切りましょう!)
では、なぜ酸化がいけないのでしょうか?
キャットフードの酸化はなぜいけない?
キャットフードの酸化がなぜいけないのか?というと、一言で言えば「品質の低下と様々な病気の一因となりかねないから」ということになります。
酸化とは、鉄が錆びたり、リンゴを切って放置すると茶色く変色したりする「アレ」のことです。ちなみに日焼けした肌がシミになるのも、酸化が原因なんだとか!
キャットフードは脂質が多く含まれています。脂質は酸素に触れると酸化が始まり、悪玉コレステロールへと変化します。悪玉コレステロールは、アレルギーや動脈硬化、ガンなどの原因になると言われているので、猫ちゃんの体に大きな負担となるわけです。
さらに、キャットフードが劣化してしまうと本来の品質や栄養価が低下してしまい、キャットフードをしっかり食べているのにうまく栄養が取れず、下痢や嘔吐の症状が出たり、老化が早まったりしてしまうのです。
少し話は逸れますが、ノラ猫や外で飼われている猫ちゃんたちが短命なのは、この「酸化した食べ物をたくさん食べている」のが原因の一つなのではないかという見方もあるようです。
ドライフードには防腐剤や酸化防止剤が含まれていることが多く、水分も少ないため酸化しにくくはあるのですが、それでもより長く新鮮な状態にしておきたいものです。さらに、無添加やオーガニックのキャットフードはその性質上酸化が早く、注意が必要です。
キャットフードの選び方や安全性について気になる方はこちらもどうぞ!
キャットフードをストッカーに入れるメリット
酸化を防ぐために、キャットフードはストッカーに入れて保存するのが良いでしょう。ストッカーに入れるメリットとしては、
- 酸化・劣化を防ぐ
- 計量カップやスコップが付属されているものもあり、毎日安定した量をあげられる
- 残量がわかりやすいものは買い足す目安になる
- キャットフード特有の匂いが気にならない
このようなことが挙げられます。ドライフードは特に、大容量のものが割安となっているので、例えば
「いつも買っているお店でポイントが多く付くときに買い溜めしたい!」
「うちの猫、ちょっとお高いやつしか食べないから大容量で少しでも安く買っておきたい!」
という場合、ストッカーがあると消費期限に余裕を持てるので安心ですよね!
また、猫ちゃんはフードの独特な匂いで「ご飯だ!」と判断しています。ストッカーに入れておけば、お部屋が匂いで満たされたり、キャットフードの袋を猫ちゃんが漁ったりすることもありません。
風味が損なわれないので、キャットフードの食いつきが悪くなることも少ないと思います。
キャットフードの食いつきが悪いのは、風味が落ちること以外に病気が関わっていることもあります。ご飯の食べ方で病気がわかることもあるので、気になる場合は病院での検査をお勧めします。
キャットフードのストッカーはどんなものがある?
キャットフードのストッカーにはどのようなものがあり、各家庭でどんなストッカーが良いのかは様々です。幾つか参考になりそうなものを選んでみたので、ご紹介します。
アイリスオーヤマ
まずこちらはアイリスオーヤマのフードストッカーです。シンプルなデザインで使い勝手がいいと評判!スコップが付いていてお皿に移しやすく、専用の除湿剤も揃えられます。
ステッカーを貼って可愛くカスタマイズできるのがいいですね!大きさも幾つかあるので、置く場所や買っているキャットフードの容量で選べます。
リッチェル
カラーリングが特徴的なリッチェルのストッカーです。こちらはパッキンが付いている蓋なので密閉性が高く、匂い漏れがないのが安心ですね。
中が見えないと残量がわかりにくいですが、猫ちゃんにエサだと気づかれないのは利点だと思います。
ゼブロ
ゼブロのフードディスペンサーはデザイン性が抜群!見えるところに置いておいてもおしゃれで、毎日楽しくエサをあげられそうです。
下から順に出てくるので、古いエサからあげられるのもいいですよね。エサを取り出す際にいちいち蓋を開けなくていいので、空気が入りにくいのも魅力です。
ドギーマン
わんちゃん用とありますが、もちろん猫ちゃんでも使えます。真空タイプは扱いが難しくて断念する人もいるみたいですが、こちらはポンプ式で簡単です。空気をしっかり抜いてくれるので鮮度はしっかり保たれます。
エサを取り出すときに蓋のおへその部分で空気を入れるので、シューっと音がなると真空状態だったことがよくわかります。ポンプは無くさないよう蓋にセットできるのが安心ですね。
安く入れ物を用意したい方は、百均での代用も一つの手ですね!
意外と自動給餌器は酸化しにくいって知ってましたか?
まとめ
- 開封して時間が経つとキャットフードは酸化する。
- キャットフードが酸化すると品質が劣り、猫ちゃんの健康に影響する。
- キャットフードをストッカーに入れて品質を守り、猫ちゃんの健康を守ろう。
- 密閉性、使いやすさ、デザイン性を考えて各家庭に合ったストッカーを選ぼう。
ストッカーの種類がたくさんあって迷っちゃいますが、どんな性能を求めているのかをはっきりさせるのが選び方の大切なポイントです。
猫ちゃんが毎日食べるご飯は、新鮮で美味しい方がいいことは間違いありません。可愛い愛猫と長く人生を共にするために、ぜひ毎日のご飯に気をつかってあげてくださいね。
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