突然ですが皆さん、1日に必要な野菜や栄養を摂取できていますか?健康食品の通販などを見る度に「え~!?1日にこんなに野菜食べるなんて大変だよ~」とTVに向かって話しかけているしんじです。今回の記事でご紹介するのはズバリ!?キャットフードの栄養についてです。
ペット用品店には様々な種類のキャットフードが並んでいますが、愛猫に合った正しいご飯を選べていますか?人も猫も健康第一!という事でしっかりチェックしていきましょう。
毎日必要な栄養が摂取できるキャットフードの種類とは?
「我が家の猫には元気でいてもらいたい」けれど「どんなキャットフードを選べば良いのか分からない」という方も結構多いはず。まず、キャットフードは大きく3種類に分類されます。
キャットフード①総合栄養食
今回はこの総合栄養食をメインにご紹介していきます。総合栄養食とは猫に必要な栄養基準を満たした【毎日食べさせるメインのご飯】です。総合栄養食のキャットフードは、新鮮な水と一緒に与えるだけで健康を維持出来るように作られているので安心です。
まさに猫にとっての理想的な食事と言えますね。キャットフードを購入する時は、商品パッケージを確認し【総合栄養食】と表記されているものを選びましょう。
キャットフードの種類についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
キャットフード②間食
いわゆるおやつのことを指します。おやつが大好きな猫ちゃんは多いですが【これだけでは猫の栄養補給をする事は出来ませんよ】というものです。これは人も同じですね。どんなにチョコレートやポテトチップスが美味しくても、そればかりを食べていると不健康になってしまいます。
猫のおやつといえば、やっぱりこれ!
キャットフード③その他の目的食
なんだか聞きなれない言葉ですが、読んで字の如しです。特定の栄養補給や猫の嗜好増進など、【ある目的の為に与えられるご飯】という事になります。こちらは単体では栄養不足になってしまいますので、総合栄養食と一緒に食べさせるようにしましょう。
キャットフード以外を与える場合に要注意な食べ物とは?
家庭科の教科書みたいになってきましたが、ここで休憩がてらの簡単なクイズです。
- チョコレート
- タマネギ
- アワビ
- 道場六三郎監修ハンバーグセット
てか、道場六三郎監修のハンバーグセットって、、、、
全くクイズになっていませんが、人にとって身近な食べ物でも猫にとっては有害な食べ物はたくさんあります。うっかり与えないよう十分注意し、猫が食べられないよう容器に密閉したり、開封後放置したりしないようにしましょう。
猫に与えていけない理由は次の通りです。
【猫に与えてはいけない食べ物】チョコレート
カカオに含まれる【テオブロミン】という成分により、様々な中毒症状を起こしてしまいます。人が食べた後の包み紙や、食べかけのチョコを放置しないようにしましょう。
【猫に与えてはいけない食べ物】タマネギ
タマネギには【アリルプロピルジスルファイド】という成分が含まれています。タマネギを切る際に涙を出させる成分ですが、猫にとって非常に有害で赤血球を破壊してしまいます。
パパはほんと横文字が苦手だよね~
【猫に与えてはいけない食べ物】アワビ
「猫にアワビを食べさせると耳が落ちる」なんて言葉があるほど危険な食べ物です。【ピロフェオホルバイドα】という成分が血液に取り込まれると、紫外線に反応し湿疹や皮膚炎を引き起こします。
【猫に与えてはいけない食べ物】道場六三郎監修ハンバーグセット
「猫にあげるのはもったいない」ただそれだけです。ちなみに食べてみたい方はこちらからご注文下さい♪あの天才料理人道場六三郎監修の味が堪能できますよ。
さっきのアワビ腐ってたわ!
じゃあ、しゅんちゃん、ハンバーグ食べよっか♪
他にもこんな記事があるので参考にしてみてくださいね。
【ライフステージ別】キャットフードで注目するべき栄養素とは?
キャットフードの大まかな種類が分かりましたね。【じゃあ猫に必要な栄養ってなんなの?】と疑問に思った方、鋭いですね~。実は猫に限らずペットにはライフステージと呼ばれるものがあります。
ライフステージとは子猫、成猫、シニア猫のように成長とともに変化する生活段階の事です。この段階によって必要な栄養は変わってきますので、猫の成長に合わせたキャットフードを選ぶ事が大事です。
子猫は栄養豊富で高タンパク質のキャットフードを!
生後1か月ごろまでの子猫は母乳ですくすく育ちます。離乳が始まり固形食を食べるようになると、高カロリー・高タンパク・高い栄養価の食事が必要になりますが、内臓や消化器官はまだ発達していないので食べやすさも考慮します。
ペースト状のキャットフードやドライフードタイプのものであれば、水やお湯で柔らかくしてから与えるものを選びましょう。誤って成猫用のフードを与えるとうまく食べられなかったり、消化不良を起こしたりする可能性があります。
子猫にとって特に重要なのは成長に必要不可欠な【エネルギー源】です。脂肪を多く含み、それをエネルギーにするためのL-カルニチンが配合されたキャットフードが望ましいですね。
成分表を確認し、タンパク質と脂肪(目安としてはタンパク質が40%以上)の多いものを選ぶのが良いですね。小さいうちから健康的な食生活を心がけてあげましょう。
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成猫には栄養バランスを考慮したキャットフードを!
子猫から立派に成長し、すっかり大人になりました。しかし何でもかんでも食べて良いという訳ではありません。健康を維持する為に、日頃から体調や栄養管理には十分注意しましょう!
成猫は様々な栄養をバランスよく取る事が大前提ですが、中でも要注意と言えるのは【タウリン】でしょう。タウリンは猫の体内で作る事が出来ないので、食事から摂取しなければいけません。キャットフードには基本的にタウリンが配合されているので、猫の好みに合ったものをみつけてあげましょう。
タウリンが不足すると、心臓疾患や視力の低下を引き起こす可能性があります。タウリンはイカや魚など魚介に多く含まれていますから、穀物を原料とするキャットフードを与えている場合はサプリメント等で摂取させる事が必要です。
「でも、タウリンばかりあげ過ぎてもバランス悪いんじゃ?」と思った方はご安心下さい。タウリンは不必要な分は尿として排出されるので、ちょっと多い位でも大丈夫です。
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シニア猫にはヘルシーで健康的なキャットフードを!
環境や個体差はありますが、猫は7歳ごろからシニアと呼ばれる世代になります。猫の7歳は人間でいうと40歳を過ぎた位なので、立派なおじさま・おばさまですね。
猫も人と同じで、若い頃はがっつりだったけど食が細くなったり、バリバリ運動出来たのに体が思うように動かなくなってきたりという変化が現れます。少しずつシニア用のキャットフードに切り替えていきましょう。
(グキッ)・・・う、う、うぅ
シニア猫に摂取してもらいたいのは、ビタミン・アスタキサンチン・ルテインなどの抗酸化成分と呼ばれるものです。これらは猫の老化を抑える働きがあり、猫の宿命とも言える腎臓病のケアにも繋がります。
うっかり若い頃と同じキャットフードを与え続けると、高タンパクによる肥満やリンの過剰摂取による腎臓病を発症する恐れがあります。人間でいうとおじいちゃんやおばあちゃんに、生ハムやレバーをガツガツ食べさせるようなものです。ご老体にムチ打つようなマネは止めましょう。
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キャットフード以外でも必要な栄養は取れる?
カタカナがいっぱい出てきて頭がパンクしそうですが、愛する猫の健康には代えられません。飼い主としてしっかりチェックしましょう。
そんなこんなで、またしてもクイズです。
そこで、一緒に飼っている犬のドッグフードをあげることにしました
これってアリ?ナシ?
キャットフードではないけれど、別に人間の食べ物を与えている訳ではありません。なによりワンちゃんが食べて良いのなら、きっとネコちゃんが食べても問題ないのかも?
と思ったアナタ、残念ですがナシです。
どうして猫にドッグフードを与えてはいけないのか?
これはそれぞれ含まれている栄養が全く違うためです。
猫と犬では必要な栄養と体内で作られる栄養物質が異なるので、猫にドッグフードを与えるのも、犬にキャットフードを与えるのもNGです。
もちろん、しんさんにドッグフードを与えるのもNGです。
まとめ
- 健康への第一歩!キャットフードは総合栄養食から選びましょう
- 猫に絶対あげてはダメ!チョコレートやタマネギなど
- ライフステージ別でキャットフードに重要な栄養を要チェック
- 同じペットでも犬と猫では必要な栄養が違います
いかがでしたか?人生100年時代と言われていますが、猫の平均寿命は13年ほどです。少しでも長く健康で過ごしてもらう為にも、毎日の食事には十分注意しましょう。