皆さんは猫トイレのシステムタイプについてどんなイメージをお持ちですか?
『・・・そもそもシステムトイレって何?』『・・・どれも同じじゃない?』『・・・使い方って難しいの?』
そんな疑問を解決!使い方からオススメのシステムトイレ、使用の注意など完全網羅いたします。
これから猫ちゃんを飼おうと思っている方、猫ちゃんの飼い主になったばかりの初心者さん、システムトイレに変更したい飼い主さん、必見です!!
【猫トイレ】システムタイプの良いところはココ!
【猫トイレ】システムタイプの特徴は?
システムトイレの大きな特徴は、3層構造になっていることです。
- 猫砂の役割を果たすチップ(またはシリカゲルの砂)
- おしっこを通し、うんちだけを残すすのこ
- おしっこを吸収するシート
この3層を作ることで、うんちのみを取り除くことができ、おしっこを吸収するシートは数日に一度の交換でOKということになります。
従来の猫トイレは猫砂で固めるものがほとんどでした。その場合、
- 手間がかかる
- 砂の交換頻度が多い
などの問題点がありましたが、システムトイレはうんちのみの交換でいいので、格段にトイレの手間が減ります。
【猫トイレ】システムタイプのメリット
- 手間がかからない
- 臭わない
- 尿の健康チェックに最適
- 粉塵が舞わない
基本的なシートの交換頻度は猫一匹で週に一度です。おしっこは一日数回なので、その分の猫砂交換がないだけでグッと手間が省けます。
また、猫砂はチップやシリカゲルのものを使うので消臭効果がしっかりしていて、シートも臭いを吸収してくれるのでほとんど臭いません。直後には少し感じられますが、換気の良いところへ猫トイレを置くことで改善できます!
トイレの置き場所、そこで合っていますか・・・?
シリカゲルは透明なものが多いのと、シートが白いおかげで尿の状態がよくわかります。健康のチェックができるので、特に老猫や持病のある猫にはピッタリです。
粉塵は猫砂を使うとどうしても舞ってしまうものですが、チップやシリカゲルは気になりません。長年使うとなると、少しの粉塵でも安全面で心配になる!という方にオススメできるのがシステムトイレです!
猫トイレで使う砂のおすすめが知りたい方は、こちらをどうぞ♪口コミから探ってみました。
【猫トイレ】システムタイプのデメリット
- コスパが低い
- トイレの切り替えが大変
- 洗うのが大変
システムトイレはまず初期投資が結構かかります。トイレ自体も従来のものに比べると、パーツが多くなるため少しお高めです。
さらに猫砂とシートを使うので、交換頻度は低くても余計にお金がかかることもありますね。飼い猫の数が多いほど、シートはたくさん使うので週に何度も替えるということも。
新しいトイレに慣れるまでは、時間も苦労もかかりますよね。『せっかく買ったのに結局使ってくれない!』ということもあるので、猫の性格をよく考えて購入しなくてはなりません。
パーツが多いぶん、洗うのは少し大変です。乾かすために場所もとりますが、清潔に使うためには必要なことですね!
次は種類をご紹介します〜!
他のトイレを確認したい人はこちらもチェック!
【猫トイレ】システムタイプの種類って?
【猫トイレシステムタイプ】オープン型
中の様子がしっかり確認できるのがオープンタイプのシステムトイレです。飼い猫がトイレに入る際、周囲を見渡しながら排泄したい性格の場合、このトイレが合いますね。
トイレの中をぐるぐると回る猫にもこのトイレがいいと思います。ただしチップや猫砂が少し散らばるので、トイレ周りのお掃除は気をつけなくてはなりません。
【猫トイレシステムタイプ】ハーフドーム型
オープン型に囲いができているのがハーフドーム型。こちらも中の様子は確認できますが、オープン型に比べると猫のプライバシーが守られます!
「飼い主の顔は見たいけど、トイレ中に見られたくないにゃ!」
という猫にはぴったりですね♪
猫砂の散らばりはオープン型に比べて少ないですが、差は大きくないようです。
【猫トイレシステムタイプ】ドーム型
ドーム型はその名の通り、完全個室タイプのトイレといった感じです。警戒心が強く、人目に触れないで排泄したい猫に最適なトイレですね。
入り口が小さく、砂の飛び散りや汚れが外へ出にくいので、周りのお掃除が楽チン♪
しかし健康チェックなどはしにくくなるので、トレーが取り外せるタイプを選ぶといいですね!
【猫トイレシステムタイプ】お手入れのしやすいパーツ取り外しタイプ
シートや砂の交換頻度は少ないですが、トイレの清潔さを保つためには月に1〜2度、丸洗いが必要です。パーツが取り外せるものを選ぶと、しっかり洗うことができ清潔に保てます!
さらにお手入れの手間を減らしたいなら、なるべくパーツが少なく・かつスッキリしたデザインのものを選ぶのがいいでしょう。ごちゃごちゃしたデザインのものだと、洗い残しが出てくるのが心配です。
猫ちゃんはもちろん、飼い主さんにとっても【ストレスを溜めない部屋作り】は大切ですね。
【猫トイレシステムタイプ】おすすめ5選!!
値段や使い方も様々なので、気になるものを探してみてくださいね。参考にデメリットも書いていますが、飼い主さんの妥協点を上手く見つけて、猫に合うものを選んであげてください。
シートと猫砂は定番を紹介しています。参考にしてみてください♪
シンプルで使いやすく、洗いやすいと評判のニャンとも清潔トイレ。スターターセットを買えば、必要なものが全て揃うのでお手軽です。
お値段もかなり抑えられているので、システムトイレ初心者さんにまずはお勧めしたい商品です!が、砂は落ちるようなのでそこだけ要注意。お試しに買ってみて、猫に合うか見極めるのもアリですね。
アイリスオーヤマの上から猫トイレシリーズのシステムタイプ。口コミでの評判も良く、砂が外に落ちないのが人気の秘訣です。
若い猫は興味津々で入ってくれるようですが、老猫はトイレの度に上から出入りするのをためらうようです。飼い猫の年齢や性格を見て購入を検討しましょう。
また、デメリットとして木製のチップがすのこに詰まることがあるようです。こまめなチェックが必要ですね!
猫用おまるのような可愛らしさのキャットワレ。コンパクトでケージに入れるのにちょうどいいようです。
老猫に優しい段差の少ないタイプなので、病気がちな猫や足の悪い猫も安心して使用できそうですね。
コンパクトなので排泄の際、端っこにする癖がある猫は、粗相をしてしまう可能性もあるようです。
ニャンとも清潔トイレのドームタイプ。広々使えて、中で動き回れるのでぐるぐる回る猫でも大丈夫!ドームで砂の飛び散りが少なく、洗うのも簡単です。
シートをセットしないで、尿チェックができるという嬉しい機能つき。トレーにそそぎ口が付いていて採尿も手軽にできます。
高さを抑えた猫に優しい設計ですが、その分、砂が落ちるのは少し難点かもしれません。
大きな猫でも楽々入れるデオトイレの快適ワイド。横に長いデザインが、他のトイレにはない安心感を感じさせますね。
ワイドというだけあって、幅が70センチ!しっかり大きいので置く場所を考えましょう。人間のトイレと一緒に置くのは無理そうです・・・。
すのこに傾斜が付いているので、シートが通常サイズでも使えます。中が丸見えにならないハーフドームなので、猫の様子を確認しつつ目隠しもできます。
シートの定番はこの2つです。漏れもなく、臭いも少ないみたいですが、臭いの感じ方は個人差があるようですね。
口コミでは、やはりどちらも専用のトイレを使うのがいいようですが、平均的な大きさのためお値段や使いやすさで選べそう。吸収の持続性のみにポイントを置くと、ニャンとも清潔トイレの専用マットが一番持つみたいです。
シリカゲル配合の猫砂。本当に臭わない!と口コミ評価高めです。砂の粒が丁度いい大きさなので、猫が砂かきしやすく、飛び散りにくい重さとなっています。
おしっこ・うんちは健康のバロメーターです。かわいい猫ちゃんの健康のためには、キャットフードの選び方が重要です。
【猫トイレシステムタイプ】上手に使うための重要ポイントって?
システムトイレは洗うパーツやグッズが多い分、慣れるまで少し時間がかかります。清潔に保つために、お掃除や普段からの使い方に気をつけましょう。
お掃除の手順、洗う際の注意や、してはいけないことなどをご紹介します!
【猫トイレシステムタイプ】お掃除の仕方
システムトイレは3層に分かれていることから、洗う際は手間が多いのも事実です。毎日のお手入れはうんちのみで簡単でも、すべての手間が省けるわけではありません。ここは注意です。
すべてのパーツを外し、別々に洗うのが大事。パーツが多いと細かい隙間ができやすいので、汚れもたまりやすいです。面倒でもそれぞれをしっかり洗いましょう。
シートや砂は、トイレ本体を洗う際に新しいものに取り替えましょう。
「まだ使えるから・・・」とそのままにしておくと、せっかく本体がキレイになってもすぐに汚れてしまいます。使用期間にゆとりを持つことがトイレ本体の清潔さを保つことにつながるのです。
そうじの後には【カンファペット】でキレイを長持ちさせましょう。舐めても安心なのに強力な消臭スプレーです!
【猫トイレシステムタイプ】使用の注意
システムトイレの使い方は簡単ですが、注意すべき点が幾つかあります。気をつけていれば困ることはありませんが、しっかり把握しておきましょう。
- 下痢の時は全て取り替えて!
- トイレに流せない猫砂がある!
- シートは切らずに使う!
下痢をすると猫砂もシートも一度でダメになってしまいます。下痢の原因を突き止め、早急に対処するようにしましょう。
下痢はなるべく早く治してあげたいですね。
システムトイレの猫砂はおがくずになるものやシリカゲルが多いと思いますが、トイレには流せないものが多いようです。普段トイレに流している猫砂を使っている方は気をつけてくださいね!
シートも使用の際は注意です。シートの大きさがトイレに合わないからと、切ってしまってはいけませんよ。中の吸収剤が出て、水分を十分に吸ってくれません。もし大きい場合は、切らずに折って使いましょう。
試す価値アリアリだわ♪
トイレがキレイになったら、猫ちゃんとたくさん遊びましょう♪おウチ時間が楽しくなりますね。
まとめ
- システムトイレは三層構造のため、おしっこをシートに吸収させることで毎日のお手入れが楽になる
- システムトイレの種類は他のトイレと同じく、オープン型やハーフドーム型、ドーム型などから選べる
- 猫の性格や年齢に合わせてオススメのシステムトイレがあるので、猫に合うものを優先的に探してあげよう
- システムトイレを上手に使うために、使用の注意や掃除の仕方などをしっかり学び、清潔にしておこう
日々のお手入れが楽になるぶん、飼い猫とふれあう時間を増やせるのは魅力的ですよね!システムトイレを正しく使い、楽しい猫ライフを送りましょう♪
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