こんにちは!猫トイレのお掃除、毎日大変ですよね。
猫はとってもキレイ好き、おまけに場所にもこだわります。こだわりが強すぎて猫にストレスが溜まったり、場所が悪いせいで粗相をしてしまうことも・・・。
正しい置き場所と、その場所にしっかりマッチした猫トイレを知っておけば怖いもの無し!まずはトイレの基本を知り、置いていい場所、悪い場所を把握しましょう。
猫トイレの基本情報
しゅんちゃん質問タイムにゃ!
良いところに気がつきましたね!
掃除が大変だし、お砂もたくさん使うからもったいない気がして・・・
では、トイレの基本やしつけも含めて、なぜ複数必要なのかをお教えします!
トイレの数は猫+1
猫はとってもきれい好きで、おまけにナワバリ意識の強い生き物です。そのため一度ここ!と決めた場所をトイレと認識し、汚れていたり、他の猫が使った匂いがすると排泄を我慢してしまいます。
例えば猫を2匹飼っているとすると、猫1匹ずつに専用のトイレを与え、片方の猫が2つとも使ってしまった時に備えて予備トイレを1つ用意しておく必要があります。(つまり2匹なら3つ)
飼い主が留守の間ずっと我慢していると、ストレスがかかったり、トイレ以外の場所に粗相をしてしまう可能性もあります。出かける前は必ずトイレがきれいか確認し、帰ったらすぐ掃除ができるといいですね!
猫の健康のためにも、いつも清潔なトイレを心がけましょう。
トイレトレーニングの手順とトイレサイン
猫にトイレを覚えさせるのは、犬や他の動物よりも比較的簡単です。
もともと、猫は本能的に砂のある場所をトイレと認識しているので、ちゃんと手順を踏めば早くて2、3日で、遅くとも1ヶ月あれば自分でトイレで排泄するようになります。
まずはトイレサインを見逃さないことが大切です。お尻をムズムズとさせたり、その場をぐるぐるウロウロしたり、床の匂いを嗅いだりしたら、猫がトイレに行きたがっています。
猫を刺激しないようそっと抱え、トイレの砂の上に乗せます。
なるべく目を合わせない、周りをウロウロしない、排泄中は話しかけたり大きな音を出したりしないこと。これらを守り、落ち着いた対応をしましょう。
排泄できたら褒め、すぐに掃除してあげましょう。そして大切なのは、失敗しても怒らないことです。
怒られると、排泄すると怖いことが起きると思いトイレに近づかなくなったりします。
粗相をしてしまったらすぐに片付け、臭いをとりましょう。同じ場所に粗相してしまうことを防ぎます。
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トイレトレーニングが失敗してしまったら?
数ヶ月経ってもトイレを覚えない場合、失敗の原因をしっかり探りましょう。
設置場所やトイレの環境が良くないのかも。トイレの場所を見直し、再度チャレンジしてみましょう。(猫トイレにオススメの場所の項目をチェック!)
成猫の場合、トイレの頻度は1日におしっこが2〜4回、うんちが1〜2回です。
尿の量や色、排泄のしかたをよく観察し、何度もトイレへ行ったのに出てない時や、トイレの後もソワソワ落ち着かないような時は泌尿器系のトラブルの可能性もあります。
病院で専門家に診察してもらい、指示を仰ぎましょう。
猫の病気で多いのが【膀胱炎】です。症状を知っておくと慌てずに対処できます♪
お出かけしてる時にトイレが汚れちゃったらかわいそうだな
だから一匹しか飼っていなくても予備のトイレが必要なのです!
猫トイレを置くならどこがいい?
トイレを設置する際、猫にとって良い環境であることと、飼い主にとって良い環境であることのどちらも大事ですよね。
どんな場所にあれば飼い主にとって便利で、猫にとって快適であるのか?詳しく説明します。まずは、猫トイレのために重要で、守るべきことを4つにまとめましたのでごらんください!
猫と飼い主のためのトイレ場所4か条
臭いのこもらない場所であること
掃除がしやすく、飼い主の目の届く場所であること
猫がいつでも入れる場所であること
猫は敏感かつ警戒心の強い生き物です。静かで落ち着いた場所で、安全を確保した上で排泄したいという気持ちは、人間にも当てはまりますよね。急に大きな物音がしたり、来客の目に留まる場所は猫も落ち着かないものです。
すぐに流してくれる人間用のトイレと違い、多くの猫トイレは飼い主が掃除するタイプです。臭いがこもるとストレスになったり、飼い主も嫌な気持ちになります。
掃除がこまめにできて、いつでも清潔に保つためにはなるべく飼い主がいつも目にする場所がいいでしょう。猫の中には、信頼出来る相手に見守っていてほしいという子もいるようです。もっとも無防備なトイレ中、邪魔されずに安心して用を足せるよう、配慮してあげたいですね。
猫がいつでも入れる場所にあることも重要です。夜中や飼い主の外出の時に入れないお部屋や場所にあると、排泄を我慢して粗相に繋がったり、ストレスで病気につながる可能性もあります。
では、具体的にはどんな場所が猫トイレの置き場所に向いているのでしょうか?チェックしてみましょう!
具体的なオススメの場所
- 洗面所
家族以外があまり立ち入らず、スペースが小さいため猫が落ち着いて排泄することができます。常に扉を少し開けておけば、いつでも入ることができるので安心です。
- 人間の個室トイレ内
多くの場合、人間のトイレは食卓から遠く、個室は広すぎないので猫にとっても好ましい場所です。換気扇が付いていたり、窓があったりするので臭いがこもることもありません。
ワンルームに住んでいる場合、人間のトイレの中が一番いい場所だと思います!ただ人間のトイレの蓋はきちんと閉めましょう。中に落ちたら大変です!
猫に人間のトイレで排泄させようとするのは、危険なのでやめましょう。
- リビングの窓の下
リビングにトイレを置きたい場合、窓の下に置くのが理想的。窓を開けて、すぐに掃除すれば臭いもあまり気になりません。飼い主が近くにいるのが安心という猫の場合は、無理に部屋から出すのでなく、目の届くところに置いてあげるのがいいでしょう。
- 廊下の隅・つきあたり
廊下は気温が安定して、窓がある場所ならトイレを置くのに適しています。つきあたりや、囲まれたスペースに置いてあげると猫も安心して使うことができます。
気温が安定しない場合や、玄関に続く廊下はあまり好ましくありません。冬の寒い時期は廊下に出たがらず、我慢してしまうこともあります。玄関につながる廊下も避けましょう。
猫トイレを置くのにNGな場所って?
猫にとって快適なトイレにするために、置いてはいけない場所もしっかり把握しておきましょう。
- クローゼットや押し入れ
目につかない・暗い・狭いという点ではすごくいい場所のように思えますが、臭いが篭ります。他に収納しているものがあると、排泄物の臭いは移ってしまい取れません!
暗すぎるとお手入れも大変ですし、猫が自分で入ることができないのでやめておきましょう。
- 玄関
一番危険なのは脱走の恐れがあることです。トイレ中に気付かず玄関を開けると、びっくりして飛び出してしまうかもしれません。
人通りも多く、家族以外の匂いがするのでそわそわして集中できないということもあります。玄関につながる廊下も避けたいです。
- 外が見える窓の前
ベランダや庭につながる扉や窓は、外の様子が見えてしまうのでNGです。外の鳥や、騒音、気配などが気になりストレスになります。
猫は、わざわざトイレ中ではなく、自分の意思で見たい時に外を眺めるものですよ!
- 洗濯機やテレビの近く
無防備なトイレ中、急に大きな音や振動があるとびっくりしますよね!猫ももちろん同じです。
私たちより刺激に敏感な動物なので、静かに排泄できる環境にしてあげましょう。音がトラウマでトイレ自体怖がってしまうこともあります。
猫のためのインテリアや百均のトイレを参考にする方はこちらもどうぞ。
猫トイレ・場所別オススメ商品
ご自宅のトイレの場所に合うものを選ぶと、猫もより気に入ってくれます。これから猫を飼う方は、まずトイレの場所を決め、どんな形のものを使うといいのかを考えながら見てみましょう!
そしてすでに猫トイレを置いている方は、場所の見直しやトイレの形状の見直しの参考にしてくださいね!より便利で、使いやすいものが見つかるといいですね。
- 洗面所・リビング
ベーシックなデザインの猫トイレでOKです。逆に言うと、インテリアになじむものを選べるので飼い主の好みに合わせることができます。
リビングに置く際は、人の目が気になる猫ちゃんには囲われたデザインを、見守ってほしいタイプの猫ちゃんには周囲を見渡せるものを選ぶといいですね。
- 人間のトイレ内
スペースが限られているので、コーナーを使える三角形のトイレがオススメです。蓋があるトイレは飼い主も圧迫感を感じるでしょうし、必要ありません。個室が狭いので猫は安心できると思います。
砂の飛び散りはこまめに掃除しないと気になるかもしれません。踏むと意外と痛いので、スリッパで防御してください!
- 廊下の隅・つきあたり
箱型のタイプがオススメです。収納スペースがあるものだと掃除用具や猫砂を置いておけます。
廊下のような長細い場所には、箱型だと収まりも良く見た目も損なわれないですよ。また、中にトイレを置くトイレカバーもあります。収納もうまくできて、おしゃれに落ち着いたトイレにしてあげることができます。
どれも可愛くて、ジュリエットが気に入りそう!
でもしゅんがお掃除頑張ってくれてるから新しいものはいらないにゃ♪
毎日のお掃除お疲れ様です!
あ!ジュリエット、砂つぶ落とさないでよ〜〜!
まとめ
- トイレの数は猫+1、トイレトレーニングはサインを見逃さず、数ヶ月経ってもトイレを覚えなかったら場所を見直し、病気などの可能性を探る。
- 猫トイレを置く場所は、静かで落ち着いて排泄でき、掃除のしやすいところにする。
- 臭いがこもる場所、脱走する危険のある場所、大きな音や振動がする場所にはトイレを置いてはいけない。
- 場所ごとにマッチしたトイレを把握し、猫の好みに合わせた商品を選ぼう。
猫は敏感でストレスのたまりやすい動物です。よく猫のことを考えてトイレを選び、大切な愛猫の健康を守れるよう毎日のお掃除を頑張りましょう!
猫と飼い主にとって快適なトイレに出会えるといいですね!