こんにちは、あやです。先日、友人を家に招いたらキャットフードの話になりまして・・・。皆さんはインターネットで話題のカナガンについてご存じですか?
『どうせなら一番安い値段で買いたい!』『個人輸入品が一番良いの?』『成分は?』『ナトリウムは?』『あげる量は?』・・・気になるところです。
今回はかなり踏み込んだ情報をお届けしたいと思います。
カナガンの値段が一番安いサイトは?
カナガンはイギリス産の高級キャットフードです。その大きな特徴は、こちらです。
- 獣医師が推奨している
- 徹底した品質管理で安心・安全
- 穀物を一切使わないグレインフリー
- チキンをたっぷり60%以上使っている
というわけで、早速教えちゃいます。
カナガンを一番安く買えるサイトは、カナガン公式サイトです。
2020年3月現在で、楽天・Amazon・Yahoo!でカナガンの取扱が確認できました。この3つのサイトとカナガン公式サイトの1袋あたりのお値段を比べてみましょう。
カナガン 公式サイト |
4,356円 |
楽天 | 5,980円 |
Amazon | 5,060円 |
Yahoo! | 5,464円 |
※すべて税込です(2020年3月現在)
カナガン公式サイトの通常料金で買うと4,356円です。ですが、定期コースならさらにお得に買うことができます。
1回が7,000円以下の注文 | |
1袋の値段 | 3,920円 |
送料 | 704円 |
代引手数料 | 260円 |
割引率 | 10% |
1回が7,000円~2万円未満の注文 | |
1袋の値段 | 3,703円 |
送料 | 税抜1万円以上は無料 |
代引手数料 | 税抜1万円以上は無料 |
割引率 | 15% |
1回が2万円以上の注文 | |
1袋の値段 | 3,485円 |
送料 | 無料 |
代引手数料 | 無料 |
割引率 | 20% |
※すべて税込です。(2020年3月現在)
つまり、カナガンを一番安く買う方法は定期コースで2万円以上購入することになります。
- カナガン公式サイト
- 定期コース
- 6袋買う
- 合計金額20,910円
- 1袋あたり3,485円
- 割引率20%
- 送料無料
- 代引手数料無料
※すべて税込(2020年3月現在)
その場合、次にお得に買う方法は以下の方法になります。
- カナガン公式サイト
- 定期コース
- 3袋買う
- 合計金額11,109円
- 1袋あたり3,703円
- 割引率15%
- 送料無料
- 代引手数料無料
※すべて税込(2020年3月現在)
定期コースといっても、1週間~13週間まで配送周期を選ぶことができます。食べきれなくなってきたら、途中で休止することもできるので安心です。
内容・配送周期・個数の変更は会員ページからいつでも変更ができます。
まとめ買いはたしかにお得ですが、こちらの点にお気をつけ下さいね♪
カナガン公式サイトにこのような記載があります。
保管は高温多湿を避け、常温で保管して下さい。
開封後は約3か月を目安に、なるべく早めに使い切っていただくようお願いします。
気になるようでしたら、ジッパー付きのビニール袋に小分けにしていただくと、ある程度酸化を防ぐことができます。
保存や収納方法を詳しく知りたい方はこちらをどうぞ♪
また、イギリス製のパッケージのため、賞味期限の書き方が海外仕様になっています。パッケージには、
BBD 01/07/20
のように書かれています。BBDに続く数字が日/月/年という意味なので、
2020年7月1日が賞味期限です。
ということになります。この賞味期限は必ず守るようにしましょう。
公式サイトから注文した場合、未開封であれば1年以上賞味期限のある商品を発送しているので、まとめ買いにも対応できそうですね。
- 高温・多湿を避ける
- 常温で保管する
- 開封後は約3ヶ月を目安に食べ切る
- 未開封であれば約1年賞味期限がある
- 賞味期限の見方を理解する
- 賞味期限を必ず守る
個人輸入で売られているカナガンが安すぎる秘密
カナガンはイギリス産のキャットフードなので、私たちが買うのは日本に輸入された商品です。カナガンの正規輸入品はレティシアンが正規取扱店として取り締まっています。
ところが、正規輸入品とは違うルートでかなり安く販売されていることがあります。それが、
- 正規ではないルートの並行輸入品
- 個人で輸入した個人輸入品
です。カナガン公式サイトでは通常料金で1袋4,356円のところをこれらの輸入品は2,000円台で販売されていることもあるそうです。
そのお気持ちはよぉ~く分かりますが、ここには危険があるかもしれないのです。
個人輸入品が危険な理由①
カナガンの正規輸入品は、なんと
- 日本から注文を受けて
- イギリスで作られて
- 日本用の専用コンテナで
- 温度管理が徹底されて
- 輸入される
という流れになっているんです。
では、個人輸入品はどうでしょう?
もともとイギリス売られている商品を他の荷物と一緒に輸入することになります。専用コンテナではないので、輸送費は安く済むかもしれません。しかし、
- いろいろな港に寄る場合がある
- 輸送にかなり時間がかかる
- 温度管理がされていない
- 赤道近くを通ると室温が60度を超えることもある
これでは品質はどうなってしまうでしょう?カナガンは酸化防止剤などは一切使っていません。天然の保存料だけを使っています。
長い時間の輸送や激しい温度差には対応できません。
せっかく品質のいいキャットフードを望んでいたのに、手元に届くころには、
- 酸化がかなり進んでいる
- 賞味期限が短い
- 腐っている可能性もある
こんな事態になっているかもしれません。これに2,000円台のお金を払いたいと思いますか?
個人輸入品が危険な理由②
個人輸入品は他の荷物と一緒に運ばれてきます。日本に到着後、通関の際に強い薬で消毒されることがあります。害虫が広がらないようにするためです。
これを燻蒸(くんじょう)と言います。
燻蒸(くんじょう)の強い薬の中には発ガン性の疑いがあるものもあり、安全面ではかなり疑問が残ります。
すべての個人輸入品が危険というわけではありませんが、可能性として理解しておく必要があります。安い値段というだけで判断するのは危険なのです。
では、正規輸入品と個人輸入品を見分けるにはどうしたらいいのでしょう?こちらのチェックリストを参考にしてみましょう。
□ | 1袋なのに20%以上の値引きがある |
□ | 英語のラベルの上から日本語のシールが貼られている |
□ | 日本語のシールすら貼られていない |
□ | 賞味期限が6ヵ月以下 |
ここまで読んで下さっている飼い主さんは、可愛い猫ちゃんの健康を気遣っている方だと思います。
品質のいいキャットフードを望むなら、品質や温度管理が徹底されたカナガン公式サイトから注文することをおススメします。
- 原材料の仕入れ
- どこで作られたか
- 最後はどこで管理されたか
などが全て分かるトレーサビリティコードがついているのも安心の証です。何かあったら、専任スタッフさんが対応してくれるので安心です。
輸入の必要がない、日本産のキャットフード【レガリエ】もおススメです。獣医師監修・グレインフリー・無添加というこだわりっぷりです。今なら500円でお試しできます。
気になるカナガンの成分表
では、まず原材料を見ていきましょう。
乾燥チキン35.5%、骨抜きチキン生肉25%、サツマイモ、ジャガイモ、チキンオイル4.2%、乾燥全卵4%、チキングレイビー2.3%、サーモンオイル1.2%、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸第一鉄水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(A、D、E)、アルファルファ、クランベリー、タウリン、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ
まず注目したいのは、
- 乾燥チキン35.5%
- 骨抜きチキン生肉25%
この2つのチキンの合計の割合が60.5%ということです。60%以上の高級平飼いチキンをたっぷり使っているので、グルメな猫ちゃんにもぴったりです。チキンには、
- たんぱく質
- ビタミン
- リン
- セレン
など、猫ちゃんの健康を維持するために必要な成分がたっぷり含まれています。
原材料の中に小麦やトウモロコシなどの穀物がないことにお気づきですか?
カナガンは消化不良やアレルギーになりやすい穀物を一切使っていないグレインフリーのキャットフードです。
その代わり、消化吸収に優れて効率よくエネルギーになるサツマイモが使われています。サツマイモは小麦やトウモロコシなどの穀物に比べて高価ですが、猫ちゃんの身体に負担がかかりにくい食材をカナガンは採用しています。
次にタウリンです。栄養ドリンクでおなじみの成分ですね。猫ちゃんの身体でつくりだせるのは、ほんの少しのため食事から摂る必要があります。
カナガンは、タウリンが2,200mg/kgとしっかり入っています。タウリンは、
- 心臓
- 腎臓
- 肝臓
- 繁殖能力
- 視力
- 聴力
- 免疫
- 成長
など、とても重要な機能のサポートをしてくれる成分です。
さらにクランベリーにはキナ酸という成分がたっぷり含まれています。猫ちゃんに多い病気として膀胱炎や尿路結石が挙げられます。キナ酸は、これらの病気のケアに役立つ成分としてサプリメントなども多く売られています。
この成分が毎日のキャットフードで摂れるのは嬉しいですよね。
膀胱炎が気になる方は、こちらの記事が参考になります。
さて、次は成分表を見ていきましょう。カナガンの成分表はこちらです。
粗たんぱく質 | 37.00% |
脂質 | 20.00% |
粗繊維 | 1.50% |
粗灰分 | 8.50% |
水分 | 7.00% |
オメガ6脂肪酸 | 2.99% |
オメガ3脂肪酸 | 0.82% |
リン | 1.40% |
マグネシウム | 0.09% |
ナトリウム | 0.80% |
カルシウム | 1.58% |
カリウム | 0.70% |
100gあたりのカロリー | 約390kcal |
成分表のヒミツが知りたい方は、こちらをどうぞ。これで丸わかりです。
一般的にキャットフードのたんぱく質は26~30%が摂るべき量と言われています。カナガンは37%なので、しっかりクリアしていますね。
健康的な猫ちゃんであれば、カナガンのたんぱく質の量は理想的です。しかし、高たんぱく質のキャットフードは、7歳以上のシニア猫や腎臓病や肝臓病を経験した猫ちゃんには負担が大きすぎることがあります。
気になる場合はかかりつけの獣医さんに相談しましょう。そしてあげる場合は、給餌量をしっかり守り、定期的に健康診断を受けることをおススメします。
さらに、猫ちゃんの
- お肌
- 毛のツヤ
の健康に欠かせないのがオメガ6脂肪酸やオメガ3脂肪酸です。
これらは必須脂肪酸と言われるもので、猫ちゃんの体でつくりだすことができないため、食事から摂る必要があります。
脂肪の摂りすぎは肥満のもとになりますが、適度な量はむしろ健康のためには大切な要素なのです。
また、マグネシウムも猫ちゃんの体のことを考えた数値になっています。
カナガンはマグネシウムの量を0.09%に抑えています。この数値は、最低摂取量を守りつつ、尿路結石を経験した猫ちゃんにとっても優しい数値なんです。
ただし絶対に大丈夫!とは言いきれませんので、尿路結石でツライ経験をした猫ちゃんは、かかりつけの獣医さんに相談の上、給餌量を守ってあげるようにして下さいね。
カナガンはナトリウムが多すぎる?!
まず塩分とは塩化ナトリウムのことで、塩素とナトリウムが合わさった物質です。塩分は良くないと悪者にされがちですが、実は猫ちゃんの体にとって重要なはたらきがあります。
キャットフードにおける塩素の役割
塩素は別名クロライドと言います。他のミネラルとお互いに働きあって体の成分のバランスを保つはたらきがあります。
そして、胃酸の一部としてたんぱく質の消化を助ける重要なはたらきもあります。
キャットフードにおけるナトリウムの役割
ナトリウムとカリウムはお互いが友達のような存在です。この2つによって細胞の伝達をするという大事な使命があります。
このナトリウムが不足すると、体や内臓のはたらきに異常が起きてしまいます。ひどい場合では、体調不良や心臓の鼓動が早くなってしまう事態を引き起こします。
塩素もナトリウムもミネラルなので、摂りすぎても少なすぎても健康には良くありません。ほどよいバランスが大切です。
気になりますよね。カナガンのミネラルの数値を見てみましょう。カナガンのミネラル類の成分表はこちらです。
ナトリウム | 0.80% |
カリウム | 0.70% |
カルシウム | 1.58% |
リン | 1.40% |
マグネシウム | 0.09% |
世界的なペットフード基準を定めている機関AAFCO(アフコ)では、0.2%以上のナトリウム最低摂取量を定めています。
一般的な成猫のキャットフードに含まれているナトリウムは0.2%~0.6%が平均です。0.2%以上という基準はありますが、上限について明確な基準は特に定められていません。カナガンとよく比較される人気のキャットフード、
- シンプリー
- モグニャン
の3つを比べてみましょう。
カナガン | シンプリー | モグニャン | |
ナトリウム | 0.80% | 0.80% | 0.30% |
マグネシウム | 0.09% | 0.13% | 0.12% |
カルシウム | 1.58% | 1.89% | 0.62% |
リン | 1.40% | 1.32% | 0.53% |
モグニャンが気になる方はこちらをどうぞ。噂の真相が明らかになります!
カナガンは一般的なキャットフードと比べると少しだけナトリウムの量は多いです。ただ、この量は安心して与えることができる範囲内なので特に問題はありません。
注目して頂きたいのは、ナトリウムだけの量よりもミネラルバランスです。理想的なミネラルバランスと言われているのは、
【マグネシウム:リン:カルシウム】の割合が【0.08:1:1.2】と言われています。
マグネシウム | リン | カルシウム | |
理想のバランス | 0.08 | 1 | 1.2 |
カナガン | 0.09% | 1.40% | 1.58% |
カナガンは理想のミネラルバランスにかなり近い割合になっているんです。
- そもそもナトリウムは必要な成分
- 多すぎず少なすぎずバランスが大切
- カナガンは平均よりは少し多い
- 安心できる範囲内
- むしろ理想的なミネラルバランスにかなり近い
- 必要以上に心配しなくてOK
ナトリウムはむしろ、猫ちゃんのおやつに多く含まれています。絶対にあげちゃダメ!ではありませんが、特別な日のご褒美などに使って、あげすぎには注意しましょう。
また、人間用の食品にも注意が必要です。食事中に猫ちゃんが寄ってくると可愛くてついあげたくなりますよね。ですが、ここはグッとこらえましょう!『少しくらい大丈夫』と思っても、猫ちゃんにとっては過剰摂取になってしまいます。
特にハムやソーセージなどの加工食品には、かなりの塩分が使われています。
私たち人間も食べ過ぎないように気をつけましょう。
特別な日のご褒美にはCMでおなじみの【ちゅ~る】はいかがですか?
キャットフードの給餌量に注意しよう
【クイズ】キャットフードのあげる量を間違えると、どんなことが起こるでしょう?
- 肥満になる
- 痩せすぎる
- 吐いてしまう
- 下痢になる
- 便秘になる
- 病気につながる
キャットフードの量は多すぎても少なすぎても体調不調につながってしまいます。また、猫ちゃんの健康状態や体格、種類によってもそれぞれ適切な量が違ってきます。
まずは、キャットフードの給餌量の少ない量から始めてみて、猫ちゃんの体調を見ながら量を調節していくことをおススメします。
カナガンはたんぱく質をはじめ、栄養たっぷりのキャットフードです。一般的なキャットフードに比べて、量は少なめでも満足してくれると評判のようです。
カナガン公式サイトにある給餌量の目安はこちらです。
成猫の場合
体重 | 1日の給餌量 |
2.5kg以下 | 25g~35g |
2.5kg~3.5kg | 35g~45g |
3.5kg~4.5kg | 45g~60g |
4.5kg以上 | 60g~ |
子猫の場合
月齢 | 1日の給餌量 |
2ヶ月以下 | 20g~30g |
2ヶ月~4ヶ月 | 30g~55g |
4ヶ月~6ヶ月 | 55g~75g |
6ヶ月~12ヶ月 | 75g~ |
●太りぎみの愛猫の場合 → 10%減らす
●痩せぎみの愛猫の場合 → 10%増やす
適正体重になるまで上記の調節を続けてください。
カナガン公式サイトより
こちらは1日の給餌量です。この量の範囲内であれば、おやつとしてあげても大丈夫ですよ♪
カナガンを子猫にあげようとしている方は要注意ですっ!その理由はこちらです。
カナガンに限らず、キャットフードの切り替えは10日ほどかけてゆっくり行いましょう。今までのキャットフードにカナガンを少しずつ混ぜて様子を見ていきます。割合の目安はこちらです。
日数 | 旧フード:カナガン |
1日目 | 9:1 |
2日目 | 8:2 |
3日目 | 7:3 |
4日目 | 6:4 |
5日目 | 5:5 |
6日目 | 4:6 |
7日目 | 3:7 |
8日目 | 2:8 |
9日目 | 1:9 |
10日目 | 0:10 |
毎回測るのは大変なので、すくうと同時に計量できるスプーンタイプがおススメです♪
まとめ
- カナガンの値段が一番安いのは公式サイト
- カナガンの個人輸入品は危険なので正規輸入品がおススメ
- カナガンは猫ちゃんの体に良い成分がたっぷり入っている
- カナガンのナトリウムは安心な量の範囲内でミネラルバランスが良い
- カナガンのあげる量は表記を守って切り替えはゆっくりと
インターネットの情報ってたくさんありすぎて分からなくなってしまいますよね。でも、個人輸入品やナトリウムの量だけに振り回されず、公式サイトからお得に買って全体のバランスを見ることが大事だと分かりました。
皆さんもぜひ参考にしてみて下さいね♪私もハムの食べ過ぎには気をつけます(笑)