こんにちは、あやです。ロシアンブルーってとても上品で可愛いイメージがありますよね。ロシアンブルーを飼ってみたい、育ててみたいと思っても、相性や猫ちゃんによって性格や育て方にも違いがあります。
今回はそんなロシアンブルーについて、詳しく紹介いたします。
ロシアンブルーの基本情報
体長、体型
ロシアンブルーの体長は約30㎝~40㎝で、フォーリンタイプと呼ばれるスレンダーな体型をしています。
体重
オスは4~5 kg前後、メスは3~4 kg前後です。
平均寿命
ロシアンブルーの平均寿命は約10~13年と言われています。猫の平均寿命が約15年ですので、平均よりは少し短いです。
値段
ペットショップで購入する場合は15~20万円で購入することができます。専門のブリーダーから購入する場合、もう少し安く買うこともできますが、血統などによって価格が30万円を超す場合もあります。
ロシアンブルーの歴史
ロシアンブルーは名前の通り、ロシア原産であると言われています。以前は別名をアンハンゲルキャットとも呼ばれていました。
18世紀中頃、イギリスや北欧に伝わり、人気を得ましたが第二次世界大戦で大幅に個体数を減らしてしまい、一時は絶滅の危機に瀕しました。
その後、シャムとの交配が行われ、個体数を増やし、現在のロシアンブルーになったと言われています。
ロシアンブルーの特徴とは?
①気品高い見た目
まずはなんといってもこの見た目。気品があってとても素敵ですね。微笑んでいる表情が印象的でロシアンスマイルと呼ばれています。
②アッシュブルーな毛並み
アッシュブルーというと青色なのかなと思う方も多いと思います。ですが、パッとみの見た目は灰色に近いですね。
③エメラルドグリーンの両眼
ロシアンブルーの目の色は綺麗なエメラルドグリーンの色をしています。とても色鮮やかですよね。なんだかじーと見つめられていると感じるのは私だけでしょうか。
ロシアンブルーは他の猫と違って、色が変わったりすることはありません。それは、ロシアンブルーの目の色は、血統登録団体に認められているためです。
ロシアンブルーってどんな性格をしているの?
ロシアンブルーの性格として、犬に似ていることがよく挙げられます。猫というと、犬に比べて懐かないというイメージを多くの人が思っていることでしょう。
しかし、このロシアンブルーは飼い主に従順です。今まで犬を飼ってて、初めて猫を飼う方で懐くかどうか心配の方にはぜひお勧めしたい猫です。
ただし、どの人にも懐くというよりは従う相手を選ぶ傾向にあるようです。そのため、猫を飼い始めてから信頼関係を築いていくことが重要になりそうです。多くの場合、子猫の段階から育てていくことになるので優しく接してあげてください。
また、ロシアンブルーはあまり鳴かないことで知られています。そのため、マンションなどで飼いたい場合などは周りに迷惑がかからないため、おすすめです。
他の猫ちゃんも気になる方はこちらもお勧めです。
ロシアンブルーの育て方ってどうしたらいいの?
①信頼関係の構築
では、ロシアンブルーを育てる上で1番重要なことは、しっかりと信頼関係を構築することです。というのもロシアンブルーは信頼関係を築くことができれば、とても懐いてくれますが、飼い始めの頃は非常に警戒心が高く、神経質な所があります。
そのため、極力ストレスのかかりにくい環境を整えることが1番重要です。
たとえば、家にお客さんが来た場合、家の中が騒がしくなることで猫は非常にストレスを感じやすくなります。そのため、別の部屋に移動させるといった配慮が大切です。
②しつけ
猫を飼育する上でトイレであったり、爪とぎやかみぐせなどしつけに苦労することがよくあります。
なかなかトイレをする場所を選んでくれない場合でも、叱ったりしてはいけません。逆に猫は怖がってしまいます。そのため、何度も繰り返してトイレの場所はここだよというように優しく丁寧に教えてあげることが大切です。
また、トイレに行きたいときなどに良く行うクセがあります。そのため、よく観察してみて、いつもトイレ行く前に同じ行動をするようでしたら、その時にトイレの場所を教えてあげてください。
③ブラッシング
ブラッシングについてどのくらい行えばいいでしょうか。理想としては毎日少しでもしてあげることが理想です。ただ、忙しかったりで毎日できないときには最低、週1回は行ってあげるようにしましょう。
④ 温度調節
ロシアンブルーの被毛はダブルコートで寒さに強く、暑さに弱いです。そのため、特に夏の暑い時期には外出する際は必ずクーラーを付けてあげてください。温度は27~28℃に設定しておきましょう。
ロシアンブルーについてもっと知りたい方はこちらもお勧めです。
ロシアンブルーの気をつけたい病気とは?
①尿路結石
特に気を付けていただきたい病気が尿路結石です。この病気は名前の通り、尿を排出する管に石がたまってしまう病気です。対策としては水をできるだけ飲ませてあげることです。また、ウェットタイプのフードを使うことも非常におすすめです。
②糖尿病
ロシアンブルーは血統的に糖尿病を引き起こしやすいです。そのため、炭水化物はなるべく多く摂取しないフードを用意する必要があります。そこでおすすめなのは高タンパク質、高脂質なフードを選びましょう。特にグレインフリーはおすすめです。
人間の体と一緒で肥満を防ぎたいときには炭水化物をなるべく減らしてあげることで猫も健康的な体を維持することができます。
また、ロシアンブルーは運動することも好きなので、羽の付いた猫じゃらしを使って適度に遊んであげてください。
まとめ
- アッシュブルーな毛並み、エメラルドグリーンの両眼、ロシアンスマイルと呼ばれる微笑む姿が特徴的
- 犬に似ていて信頼関係を築けば、飼い主によく懐く
- 飼い始めのころは警戒心が高いので、ストレスの少ない環境を整える必要がある
- 血統的に糖尿病を発症しやすいため、炭水化物をなるべく摂取しないフードがおすすめ
以上がロシアンブルーの性格、育て方についてです。猫を飼おうか迷っている方、ぜひロシアンブルーを検討してみてはいかがでしょうか。日々の生活の中で楽しく暮らせる仲間が増えますよ。